
▼この記事でわかること
・ポイントを絞った勉強法と私が使用したテキスト
・効果的で合理的な勉強のコツ
・重要度のレベル分けの重要性
(上記クリックorタップでジャンプします)
今回は、宅建試験経験者で現在行政書士の私が、宅建試験の対策・学習方法について解説して参りたいと思います。

はじめに
手前味噌で恐縮ですが、私は独学で宅建試験に一発合格しました。
会社に勤めながら、有休も一日も取らずに。
不動産業種の経験も全くなく、法学とも全く無縁の人間の私でしたが。
これは自慢でもなんでもありません。
何を言いたいかといいますと、要はやり方次第だということです。
宅建試験の勉強のコツは、とにかく過去問を解けと言われます。
それは確かにそのとおりです。
なぜなら、宅建試験に出題される問題は過去問を踏まえた内容だからです。
極端な話、過去問を一通り暗記できれば受かるのかもしれません。
それぐらい宅建試験にとって過去問は重要です。
ですが、実際、今までの過去問を全て暗記するなど、ほとんど不可能だと思います。
それはなにも能力的なことだけではなく、単純にそこまで時間的な余裕がある人なんてそういないでしょう。
むしろ、社会人で限られた時間の中で勉強されている人の方が多いかと思います。
ですので、大事なのはポイントを絞った勉強法になります。
それは、直前になればなるほどです。
そこで、ここから、かつて自分が行った方法を簡単にご紹介します。
ポイントを絞った勉強法のコツ
宅建の過去問集といっても、様々なものがあります。
その中で、私が使用したものは、
LECの「出る順ウォーク問過去問題集」です。
このテキストを使って私が問題を解く以外にやったことがあります。
それは、宅建試験の過去数年の出題傾向の分析です。
LECの「出る順ウォーク問過去問題集」には、問題と解答以外に、過去数年の出題傾向のデータが記載されています。
そして、それと連動する形で各問題に重要度が付されています。
これらを使って、私はその年の試験の出題予想を立てました。
さらに、それに加え、別冊の予想問題集と模試の内容も照らし合わせて、予想ポイントを修正し深めました。
そして、私は次のようにレベル分けをしました、
◎最重要。絶対にやっておかなくてはならないもの
〇重要。是非押さえておきたいところ
△できればやっておきたいが最悪ある程度は捨てる
×捨てる
例えば以下です。(あくまで例です)
・不動産賃貸借◎
・代理〇
・委任×
・根抵当△
上記は民法、権利関係の分野になりますが、これを業法、法令上の制限などの他科目でも行います。
そして、このレベル分けに従った配分で勉強するのがコツです。
予想がハズレたら?
はい。アウトです(笑)。
というのは冗談で、それについては、予想の幅(予想の範囲)をある程度もたせる(広げる)ことで対応します。
どの程度予想の幅をもたせるといいの?
これは、各自の学習状況により異なりますので一概には言えません。
試験日まであまり時間がないというのであれば、それなりに絞る必要がありますし、まだ1年あるというのであれば、始めはむしろまんべんなくやった方がいいかもしれません。
それでも強引に結論を出すなら、曖昧な言い方ですが、広げすぎず狭すぎず、ぐらいがベストだと考えます。
そして、ある程度の予想を立てた上で、各々の得意分野不得意分野を勘案して調整しながら勉強を進めていきます。
より効果的で合理的な勉強のコツ

さて、ここで今一度、そもそも論に立ち返りますが、
そもそも何のために予想を立てるのか?
これは、一言で申し上げると、効果的な勉強を行うためです。
効果的な勉強って?
効果的な勉強とは、できるだけ無駄を省いた合理的な勉強です。
無駄を省いた合理的な勉強とは、やるべきことをやりやらなくてもいいことはやらずに時間を有効に使う勉強です。
ここまでご説明申し上げてきたことを簡単にまとめますと、
「過去問と過去の出題傾向の分析をしある程度の予想を立てポイントを絞った上で勉強をする」
これが大事だということです。
このような分析は、ビジネスにおけるマーケティングに近いかもしれません。
商品やサービスを売り上げていくのに、マーケティングは欠かせませんよね。
重要度のレベル分けの重要性
先ほど、出題予想を立て重要度のレベル分けをすると述べました。
これが、実は直前期に効果を発揮します。
その理由は、試験日本番が迫り時間がなくなってきたときに、「何をどの程度やり且つどれは捨てるのか」というのが明確になるからです。
これは、少なくとも私の場合は、非常に効果を発揮しました。
中々しっかりと勉強時間が取れない方は多いと思います。
私もそうでした。
迷っている時間もないんです。
ですので、より合理的で効果的な勉強法を実践する必要があり、今回の内容を考え実行するに至った、というのが私の経験であり事実です。
という訳で、最後までお読みいただき有難うございます。
宅建試験については、まだ書ききれていないことが多々ございますので、関連記事をお読みいただければ幸いです。
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・ポイントを絞った勉強法と私が使用したテキスト
・効果的で合理的な勉強のコツ
・重要度のレベル分けの重要性
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今回は、宅建試験経験者で現在行政書士の私が、宅建試験の対策・学習方法について解説して参りたいと思います。

はじめに
手前味噌で恐縮ですが、私は独学で宅建試験に一発合格しました。
会社に勤めながら、有休も一日も取らずに。
不動産業種の経験も全くなく、法学とも全く無縁の人間の私でしたが。
これは自慢でもなんでもありません。
何を言いたいかといいますと、要はやり方次第だということです。
宅建試験の勉強のコツは、とにかく過去問を解けと言われます。
それは確かにそのとおりです。
なぜなら、宅建試験に出題される問題は過去問を踏まえた内容だからです。
極端な話、過去問を一通り暗記できれば受かるのかもしれません。
それぐらい宅建試験にとって過去問は重要です。
ですが、実際、今までの過去問を全て暗記するなど、ほとんど不可能だと思います。
それはなにも能力的なことだけではなく、単純にそこまで時間的な余裕がある人なんてそういないでしょう。
むしろ、社会人で限られた時間の中で勉強されている人の方が多いかと思います。
ですので、大事なのはポイントを絞った勉強法になります。
それは、直前になればなるほどです。
そこで、ここから、かつて自分が行った方法を簡単にご紹介します。
ポイントを絞った勉強法のコツ
宅建の過去問集といっても、様々なものがあります。
その中で、私が使用したものは、
LECの「出る順ウォーク問過去問題集」です。
このテキストを使って私が問題を解く以外にやったことがあります。
それは、宅建試験の過去数年の出題傾向の分析です。
LECの「出る順ウォーク問過去問題集」には、問題と解答以外に、過去数年の出題傾向のデータが記載されています。
そして、それと連動する形で各問題に重要度が付されています。
これらを使って、私はその年の試験の出題予想を立てました。
さらに、それに加え、別冊の予想問題集と模試の内容も照らし合わせて、予想ポイントを修正し深めました。
そして、私は次のようにレベル分けをしました、
◎最重要。絶対にやっておかなくてはならないもの
〇重要。是非押さえておきたいところ
△できればやっておきたいが最悪ある程度は捨てる
×捨てる
例えば以下です。(あくまで例です)
・不動産賃貸借◎
・代理〇
・委任×
・根抵当△
上記は民法、権利関係の分野になりますが、これを業法、法令上の制限などの他科目でも行います。
そして、このレベル分けに従った配分で勉強するのがコツです。
予想がハズレたら?
はい。アウトです(笑)。
というのは冗談で、それについては、予想の幅(予想の範囲)をある程度もたせる(広げる)ことで対応します。
どの程度予想の幅をもたせるといいの?
これは、各自の学習状況により異なりますので一概には言えません。
試験日まであまり時間がないというのであれば、それなりに絞る必要がありますし、まだ1年あるというのであれば、始めはむしろまんべんなくやった方がいいかもしれません。
それでも強引に結論を出すなら、曖昧な言い方ですが、広げすぎず狭すぎず、ぐらいがベストだと考えます。
そして、ある程度の予想を立てた上で、各々の得意分野不得意分野を勘案して調整しながら勉強を進めていきます。
より効果的で合理的な勉強のコツ

さて、ここで今一度、そもそも論に立ち返りますが、
そもそも何のために予想を立てるのか?
これは、一言で申し上げると、効果的な勉強を行うためです。
効果的な勉強って?
効果的な勉強とは、できるだけ無駄を省いた合理的な勉強です。
無駄を省いた合理的な勉強とは、やるべきことをやりやらなくてもいいことはやらずに時間を有効に使う勉強です。
ここまでご説明申し上げてきたことを簡単にまとめますと、
「過去問と過去の出題傾向の分析をしある程度の予想を立てポイントを絞った上で勉強をする」
これが大事だということです。
このような分析は、ビジネスにおけるマーケティングに近いかもしれません。
商品やサービスを売り上げていくのに、マーケティングは欠かせませんよね。
重要度のレベル分けの重要性
先ほど、出題予想を立て重要度のレベル分けをすると述べました。
これが、実は直前期に効果を発揮します。
その理由は、試験日本番が迫り時間がなくなってきたときに、「何をどの程度やり且つどれは捨てるのか」というのが明確になるからです。
これは、少なくとも私の場合は、非常に効果を発揮しました。
中々しっかりと勉強時間が取れない方は多いと思います。
私もそうでした。
迷っている時間もないんです。
ですので、より合理的で効果的な勉強法を実践する必要があり、今回の内容を考え実行するに至った、というのが私の経験であり事実です。
という訳で、最後までお読みいただき有難うございます。
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