【宅建試験合格後の流れ】放置もOK?まずは登録実務講習&資格登録申請!費用と必要書類は?

▼この記事でわかること
合格後放置したままでも大丈夫なのか
宅建試験合格後の手続と流れ
手続費用について
登録実務講習について
資格登録申請時に必要な書類
取引士証の交付申請時に必要な書類
(上記クリックorタップでジャンプします)
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 宅建試験に合格したら、その後は、受験した試験地の都道府県で登録実務講習資格登録申請宅地建物取引士証の交付申請の手続きといった流れになります。

合格後放置したままでも大丈夫!?

 宅建試験合格の効力は生涯有効です。
 なので、今すぐ登録する必要がない方は、そのままにしておいてもまったく問題ありません。
 むしろ、講習にも登録にも資格証の交付にもお金がかかる上、宅地建物取引士証は5年毎の更新があり、その際にもお金がかかるので、今すぐ必要がない方は、とりあえずそのままにしておいた方がいいかもしれません。
 ただ、後にも記述しますが、合格後1年以上経過すると、宅地建物取引士証の資格証交付申請前に法定講習(費用12,000円)の受講が必要になります。

宅建試験合格後の手続と流れ

 宅建試験合格後の流れは以下になります。

【実務経験2年未満合格後1年以内の方】
 
宅建士登録実務講習申し込み
(自宅学習30日)
宅建士登録実務講習受講(スクーリング2日)

受験した試験地の都道府県で資格登録申請
(30~60日)
資格登録完了

宅地建物取引士証の交付申請
(15日~30日)
宅地建物取引士証の交付

合格後1年超の方は資格登録後・宅地建物取引士証の交付申請前に法定講習の受講を要します。
※登録実務講習と法定講習は別物です。ご注意ください。

【実務経験2年以上合格後1年以内の方】

宅建士登録実務講習受講 ※免除

受験した試験地の都道府県で資格登録申請
(30~60日)
資格登録完了

宅地建物取引士証の交付申請
(15日~30日)
宅地建物取引士証の交付

※実務経験2年以上の方は登録実務講習は免除されますが、合格後1年超の場合はやはり資格登録後・宅地建物取引士証の交付申請前法定講習の受講を要します。

 上記手続きは、全て完了するまで最短でも2か月以上、長くて4か月程度を見ておいた方が良いです。

手続費用について

・登録実務講習の受講
20,000円前後

・宅建士資格登録申請
37,000円+諸費用

・宅地建物取引士証の交付申請
4,500円+諸費用

・法定講習の受講(合格後1年以上の方)
12,000円

 費用の合計は、実務経験2年未満合格後1年以内の方であれば6万円台を見込んでおけば良いでしょう。
 年以上の実務経験無しかつ合格後1年以上の方は+法定講習で合計7万円台になります。

補足:登録実務講習について

 登録実務講習は、宅地建物の取引に関する実務経験2年未満の方が、資格登録要件を満たすために必要な講習で、国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施しています。
 登録実務講習の主な流れは以下です。

宅建実務登録講習の受講申込み

テキスト・DVDなど発送

通信学習(1カ月)

スクーリング(1~2日間)

修了試験(スクーリングの最後に実施)

修了証発行


 そして、こちらの登録実務講習の受講料ですが、各機関によってバラつきがありますので、実施機関の費用を比較した上で受講されると良いかと思います。
 ちなみに、私が受講した機関は日本ビジネス法研究所(日本宅建学院)で、早期申し込み割引受講料で17,000円でした。
 参考までに、大手資格スクールでの受講料(全て税込み)は以下です。

LEC 22,000円
TAC 22,000円
日建学院 26,400円

 なお、各機関によって登録実務講習の開催日程が異なりますので、申し込み状況によっては受講したい時期に受講したい機関で受けられないこともありますので、この時期にここで受けたい!という希望がある方は、早めに申し込まれることを推奨します。

必要な書類
資格登録申請時

 資格登録申請を行う際に必要な書類は以下になります。

・登録申請書(要:記名・押印)
・誓約書(要:記名・押印)
・身分証明書(本籍地の市区町村発行)
・登記されていないことの証明書(法務局で発行)
・住民票(申請者本人のみ記載)
・合格証書のコピー
・顔写真(縦3cm×横2.4cm カラー)
・登録資格があることを証明する書類(実務経験証明書や登録実務講習の修了証)

※未成年の方は法定代理人の許可証や身分証明書(運転免許証等)の写し、戸籍謄本が必要になります。(東京都の場合)
 
 登録申請書と誓約書は、各都道府県のHPにPDFとExcel・Wordがあると思いますので、そちらにアクセスして作成できます。
(参考:東京都の場合→東京都住宅政策本部
 本籍地の役所に行ったり法務局に行ったり等、書類を用意するにも手間がかかりますので、早く資格証が欲しいという方は、早め早めに行動するのが賢明と言えます。

宅地建物取引士証の交付申請時

 宅地建物取引士証の交付申請の際に必要な書類は以下です。

・宅建取引士証交付申請書(要:記名・押印)
・都道府県からの登録完了通知(登録手続き完了後に送付されるハガキ等)
・顔写真(縦3cm×横2.4cm カラー 2枚)


 という訳で、宅建試験合格後から宅地建物取引士証の交付までの流れをまとめました。
 すでに記したとおり、試験合格後から宅地建物取引士証の交付まである程度時間がかかります。(お金も)
 ですので、業務等で一日でも早く宅地建物取引士証が必要だ!という方は、早急に手続を始めた方が良いでしょう。
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根本総合行政書士

Author:根本総合行政書士
東京都行政書士会所属
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保有資格:
行政書士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、個人情報保護士、情報セキュリティマネジメント、マイナンバー実務検定1級

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