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【行政書士試験とは】その内容と特徴/受験生を悩ます記述式/足切り科目の一般知識等とは?
【行政書士試験の勉強はスクール学習か独学か】勉強方法の勉強とは?スクールと独学の違い
【心構えと勉強計画とテキスト選び】行政書士試験の勉強方法~~初学者は分厚いテキストを選べ!
【行政書士試験の時間配分】本番での時間配分の間違いは命取り!戦略を持って臨むべし!
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【行政書士試験の勉強はスクール学習か独学か】勉強方法の勉強とは?スクールと独学の違い

▼この記事でわかること
勉強方法の勉強とは
スクールと独学の違い
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行政書士試験の勉強はスクールか独学か

 まず、行政書士試験はどんな試験なのか?については、こちらの記事をご覧ください。
 さて、行政書士試験の勉強は、スクール学習がいいのでしょうか?それとも独学でいいのでしょうか?

勉強方法の勉強
 
 かつて私が、行政書士試験に向けた勉強に臨むにあたり、まず初めに行ったことは、勉強方法の勉強です。
 どういうことかと申しますと、これはスポーツに例えるとわかりやすいと思います。
 例えば、野球でバッティングが上手になりたいとしたら、まずそのためにはどういった練習をすれば良いのかを学びますよね。それと一緒です。
 つまり
「行政書士試験に合格するためには何をどうすれば良いのか」
 まずはそれを学ばなければならないということです。

スクールと独学の違い

 行政書士試験は合格率10%前後の試験です。
 10人に1人受かるか受からないかといったところ。
 記述式問題や足切り科目もあります。
 法学部出身や公務員試験、他の難関試験等で、法学の勉強をある程度やって来られた方であれば別ですが、そうでもなければ、何も考えずの無計画の戦略なしで闇雲にやっても99%合格は厳しいでしょう。
 決して甘い試験ではありません。
 そんなの考えられない!めんどくさい!という人は、お金を払ってスクールに通いましょう。
 蓄積されたノウハウを駆使した合理的なカリキュラムで合格への道筋を整えてくれるはずです。
 一方、独学というのはそのノウハウから自分で考えなければなりません。
 ここが、スクールに通うことと独学の大きな違いです。

 どちらが良いのかは、ハッキリ言って人それぞれです。
 相対的に見れば、スクールに通った合格者の方が多いのは事実でしょう。
 したがいまして、まずは自分自身を見極めることです。
 スクールに通うのが良いのか、はたまた独学が良いのか。迷われている方、いらっしゃると思います。
 各々の資質、仕事や生活の状況等も考慮した上で、自分にはどちらの方が良いのか、見極めてください。
 まずはそこからです。
 まずは、そこから整えておかないとお話になりません。
 結果を出すには入念な準備が必要なのです。
 常に奢らず、用意周到に、決して準備を怠らず、不測の事態も想定しながら、冷静に判断し、決断し、行動するのです。
 そう、それはまるでゴルゴ13のように...。

【補足】

 当記事に書かれていることは、あくまで私の見解であり、異なる見解を示す方もいらっしゃるかと思います。
 ですので、もし行政書士試験についての情報集めとしてこちらにたどり着いた方は、ここ以外の情報も必ずご覧になってください。情報は常に多角的に収集しなければ偏ったものになってしまいます。
 もちろん、私なりにバランスを取りながら、客観的な記述も含めています。
 それでもやはり、より様々な角度から情報収集するに越したことはないでしょう。
 私自身も行政書士試験を受けるにあたり、様々な情報を集めました。その中で、自分なりに咀嚼し、自分なりに手段なりを構築し、実践しました。
 したがいまして、あくまで、一参考意見としてご覧いただければと存じます。

【心構えと勉強計画とテキスト選び】行政書士試験の勉強方法~~初学者は分厚いテキストを選べ!

▼この記事でわかること
試験科目とその比重の確認
行政法と民法の短期間の対策が難しい理由
まずは「ざっくり」勉強計画を立てる
初学者のテキストの選び方
中級者のテキストの選び方
選ぶべきテキストの内容
どのタイプの人間がどのタイプのテキストがいいのか
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行政書士試験の勉強方法

 行政書士試験を突破するには、どう勉強していったらいいのでしょう?
 まず、行政書士試験の試験範囲となる科目について確認します。

憲法・基礎法学
行政法
民法
商法・会社法
一般知識等


 上記の科目の中で、最も比重の大きい科目は行政法です。
 行政法は、宅建試験でいえば業法にあたるポジションになります。
 次いで比重の大きい科目は民法です。
 その次が憲法・基礎法学。そして一般知識等、商法・会社法と続きます。
 以上のことから、優先的に勉強しなければならない科目がどれか、わかりますよね。
 そうです。行政法です。
 次いで民法ということになりますが、この2科目については双璧です。
 両科目とも、早い段階からしっかりと学習しておく必要があります。
 というのも、その出題数と得点配分に加えて記述式があるということもさることながら、行政法と民法は、そもそも実力をつけるのに非常に時間を要する科目だからです。
 短期間の勉強では中々成果の上がりづらいのが行政法と民法なのです。
 法学部出身の方等であれば、短期間でも対策が可能かもしれません。しかし、法学の基礎を全く持たない人間には、少なくとも私の見解では、短期間の対策はかなり厳しいです。
 したがいまして、行政書士試験を受けるにあたって、行政法と民法、この2科目をどう攻略するかが、まず大きなポイントとなります。

行政法と民法の短期間の対策が難しい理由

 それは、行政法も民法も暗記でどうにかできない科目、つまり、理解の科目だからです。
 それは憲法・基礎法学も同様なのですが、憲法・基礎法学につきましては、ある程度演習を重ねると何となく解けるようになります。
 もちろん、個々人で向き不向きがあるので一概には言えませんが。
 ただ、そもそも憲法・基礎法学と行政法・民法では出題数が違います。憲法は5問、基礎法学は2問なので、最悪、憲法・基礎法学で全問不正解でも他の科目で取り返すことは現実的に十分可能です。しかし、行政法と民法である程度点を稼げないとなると合格は相当厳しいでしょう。
ここがポイント女性
民法と行政法の学習は時間がかかる

 先程、行政法と民法は理解の科目と述べましたが、実際は両科目にも暗記の要素はあります。
 特に行政法の場合、条文からの出題もありますので、その場合はしっかりと条文を覚えているかが問われます。ただそれも、ある程度の理解の土壌があった上でないと、暗記をすることも中々難しいのではないか?というのが私の認識です。
 じゃあ実際どれぐらいの勉強期間が必要なの?
 私の見解では、1年間がまず目安かなと考えます。
 もちろん、これも人によりけりですが。
 行政法と民法の勉強方法は、よくペンキ塗りに例えられます。一度塗ったら乾かして、また塗って乾かして、を繰り返す。そうやって繰り返し繰り返し学んでいくうちに理解が深まっていく科目、ということです。
 最初はよくわからなかったことも、繰り返し繰り返し勉強することによって「あ、こういうことだったのか!」となるのです。
 したがって、まず目安として1年間ぐらいは必要なんじゃないかと思うわけです。
 そりゃあ誰だって、できるだけ短期間短時間の勉強で済ませたいと思うところではあります。、
 しかし、それなりの根気が必要なのは事実でしょう。

 さて、ここまではほとんど、前提となる心構えの部分の話ですが、決してもったいぶっている訳ではございません(笑)。
 ここからいよいよ、具体的な勉強方法について記して参ります。
 
行政書士試験の勉強計画

 勉強を始めるにあたり、私の場合、まず勉強方法の勉強から始めました。(これについて詳しくはこちら)
 そしてたどり着いた私なりの見解、それを今からお伝えいたします。

「ざっくり」と計画を立てる

 勉強を始めるにあたり、まず何から始めればいいのか。
 私の場合は、まず試験日までの計画を立てました。
 試験日から逆算していってざっくりと計画を立てました。
 ん?なぜざっくりなの?綿密な計画を立てた方がいいんじゃね?
 ここがひとつポイントです。
 計画を「ざっくりと」立てる理由は、状況の変化に対応するためです。
 どんなに綿密な計画を立てたところで、物事が計画通りに運ぶ事は中々ありません。勉強を進めていくうちに科目による得意不得意も出てくれば、仕事やプライベートに左右され予定が崩れることもしばしばです。
 なので、計画はざっくりと立てるのです。その上で、状況の変化に応じ、その都度計画を検証し修正しながら進めるのです。
 つまり、ざっくりと計画を立てるということの意味は、状況の変化に対応できる計画を立てるという意味です。
 こと独学においては、客観的な分析と自己修正能力は非常に重要です。
 計画に沿って勉強しながらも「これで本当にいいのか?」「ここは足りないんじゃないか?」「もっとこうした方がいいんじゃないか?」と分析・検証・修正しながら進めていくのです。
 むしろ、それができないのであれば、独学による合格は諦めた方がいいでしょう。独学だからエライとかスゴイとかもないですから。
 スクール通おうが独学だろうが、大事なのは結果を出す事です。
 そして、出した結果で得るもの(資格)は結局一緒ですから。
 結果を出すのが目的なら、そのための最善の手段を各々で講じるべきです。

勉強計画

 それでは、私の場合はどういう計画を立てたのか、ご参考までにお話いたします。
 私の立てた「ざっくり勉強計画」は次のような感じです。

① テキスト、問題集選び
② 民法と行政法と憲法のテキストをざっと読み込む
③ ②のテキストを読み込んだら過去問(全科目)をざっとやる
④ 過去問をやったら再びテキストを今度はじっくり読み込む
⑤ テキストをじっくり読み込んだら再び過去問をやる
⑥ ⑤をやりつつ商法会社法と一般知識等のテキストを読む
⑦ ⑤と⑥を終えたら本番形式で予想問題をやる
⑧ 記述式対策をやりつつ苦手科目の克服
⑨ 商法会社法、一般知識等の暗記

 大体こんな感じでしょうか。
 要するに、試験日までの全体的な流れですね。
 さて、上記の①から⑨までの中で、特に重要な部分はどこでしょう。
 はい。実は、その特に重要な部分は①のテキスト選びです。
 それ勉強じゃねーじゃん!という声が聞こえてきそうですが(笑)。
 しかし、このテキスト選びをいい加減に行ってしまいこれを失敗すると、まず合格できないでしょう。
 実は、テキスト選びとは、それぐらい重要なのです。

行政書士試験の勉強のテキスト選び
図書室素材103
 では、なぜそんなにテキスト選びは重要なのでしょうか?
 テキスト選びは勉強の根幹になります。
 計画とテキスト選びは勉強の地図になります。地図を間違えたら目的地にたどり着けませんよね?
 したがって、テキスト選びは重要なのです。
 使用テキストは、試験に合格するためのテキストでなくてはなりません。
 試験合格するという目的達成する、そのための手段となるテキストでなければなりません。
 じゃあどんなテキストを選べばいいの?
 これは正直、人によって異なります。
 ですので、あくまで私自身の話になります。
 客観的な記述も交えながら進めていきますが、あくまで私自身の経験に基づいた話という前提は、お忘れにならないでお読みいただきたく存じます。

具体的なテキストの選び方

 まず、初学者か経験者か(※)で当然、選ぶテキストは異なります。
 まずは初学者の場合から見ていきます。
※ 経験者の定義ですが、行政書士試験は初受験でも法学部出身等で民法や行政法を体系的に学んだ経験がおありの方は経験者と考えます。

 初学者の場合は、とにかく、わかりやすく丁寧にかつ分量の多いものがいいでしょう。
 この「分量の多い」というところがミソで、私が個人的に考える、ひとつ大事なポイントです。

なぜ分量の多いものがいいのか?その理由

 それは、説明・解説がしつこいぐらいわかりやすく丁寧に書かれていることが重要だからです。
 端的に上手くまとめられたものは初学者には向きません。
 コンパクトにまとめられたテキストの方が、手っ取り早く勉強できそうで良さそうす。しかし、初学者がそういったテキストに手を出すと、何も頭に入らず、理解できずに終わるでしょう。 算数がわからないのに数学は理解できません。つまり、数学を理解するための算数の基礎がしっかり説明されているテキストがいい、ということです。
 私の考えでは、行政書士試験に関しては、変に近道をしないようにした方がいいと考えます。ヘタに近道を選ぼうとすると逆に遠回りになりかねません。

「頭に入らない近道より頭に入る遠回りを選ぶ」

 これが私のテキスト選びの考え方です。
 つまり、急がば回れです。
 頭に入らないコンパクトなテキストより頭に入る分厚いテキストを選べ!これです。
 もちろん、すでに基本的な事が理解できている中級者以上の方は、むしろ端的にまとめられているコンパクトなテキストの方が良かったりするでしょう。
 しかし、初学者の方は、じっくり学べるテキストをお選びになることをオススメします。

中級者の場合
 
 中級者以上の方は、すでにある程度、試験科目、範囲の中での得意・不得意が見えていると思います。
 ですので、得意な部分は最低限の勉強をやりながら維持しつつ、不得意分野を中心に取り扱っているテキストを選ぶやり方があります。
 どういうことかといいますと、民法のテキストでも、債権の分野が苦手な方は債権だけでひとまとまりになっているテキストを選ぶ等、不得意分野に絞ったテキスト選びを行う、ということです。
 また、中級者以上であれば、短期集中的な勉強方法もありだと思います。ですが、やはり個人的には、よっぽど法学の素養がある人間以外は、行政書士試験の勉強については、ある程度じっくり行った方がいいかなと考えます。
 したがって、ここでのまとめとして、初学者の方と中級者の方に共通して私から申し上げることは

急がば回れ
自分のレベル、状況に合ったものを選べ


 これになります。
 で、具体的にどんな内容のテキストがいいの?
 はい。それではここからは、その肝心のテキストの内容の部分について、ご説明して参ります。

選ぶべきテキストの内容
読書女性
 では、一体どんな内容のテキストがいいのでしょう?
 テキストは大きく分けると、次の3パターンに分けられます。

・文字、文章が中心のもの
・絵、図解が中心のもの
・上記2つの中間ぐらいのもの


 この3つの中でどれかを選ぶことになります。
 では、どれを選ぶべきなのか?
 これにつきましては、明確にこれだとは申し上げられません。なぜなら人によるからです。
 ですので、まずは己がどういうタイプかを見極めてからになります。
 下記に3つのタイプを挙げますので、ご自身はどのタイプなのかをお考えください。

1・読んで覚える
2・見て覚える
3・1と2の中間ぐらい

 さて、みなさんはどのタイプでしょうか。
 ちなみに、上記の「読んで覚える」と「見て覚える」の違いではこうです。読んで覚えるというのは、文章を読んで覚えるという意味です。そして、見て覚えるというのは、絵や図を見て覚える(記憶する)という意味です。
 どうでしょう。ご自身がどのタイプかおわかりになりましたかね?
 ちなみに、私は読んで覚えるタイプです。つまり、文章で頭に入れていくタイプです。そして、文章だけだとごちゃごちゃしてまとまらないものは、自分自身でノートに絵や図を書きます。私の場合はこうすると、すっと理解できるようになるのです。

どのタイプの人間がどのタイプのテキストがいいのか

1【読んで覚えるタイプ】
 このタイプの方は、文字・文章が中心のテキストが良いと思います。

2【見て覚えるタイプ】

 このタイプの方は、絵・図解が中心のテキストを選ぶと良いと思います。

3【1と2の中間ぐらい】
 
このタイプの方は、文章と図解がバランス良く記されているものが良いと思います。

 実に単純な話ですよね(笑)。ですが、これは非常に大事なことです。

己を見極め、己に合ったものを選ぶ

 時間もお金も有限です。
 しっかりと自己分析をした上で、己に合ったものをお選びください。
 手段は目的を達成するためでなければなりません。
 目的があって手段があるのです。その逆はありません。
 もし、自分がどのタイプか今ひとつよくわからないという方は、とりあえず文章と図解がバランス良く記されているものを選べばいいと思います。そして、勉強を進めていく中で、文章で記述されている箇所の方が覚えやすいのであれば、改めて文章が中心のテキストを選べばいいですし、図解の部分の方が覚えやすいのであれば、改めて図解中心のテキストを選べばいいと思います。
 時間は有限ですが、ここで焦る必要はありません。

 最後に、これは私のちょっとしたアイディアなのですが、、、
 文章中心のテキスト家で読み込む用図解中心のテキスト電車など移動中に眺める用、というふうに使い分けをするのもアリです。
 実際、私は家などで読み込む用と移動中に眺める用を使い分けていました。
 今ではスマホもあるので、移動中にも勉強できるサイト(このサイトとかw)やアプリを見つけて活用するのも良いですね。

【行政書士試験の時間配分】本番での時間配分の間違いは命取り!戦略を持って臨むべし!

▼この記事でわかること
時間配分の具体例
五肢択一式について
多岐選択式について
一般知識等の文章理解
記述式について
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 いよいよ、今年度の行政書士試験が迫って参りました。
 ということで、今回は、行政書士試験本番対策についてのお話をして参ります。

時間配分の間違いは命取り

 いきなり脅し文句のような見出しで申し訳ございません(笑)。
 さて、行政書士試験は、3時間60問の試験です。その60問の中には「五肢択一式・多岐選択式・記述式」の3種類のタイプの問題が存在します。
 科目は、民法、行政法、商法・会社法、憲法・基礎法学、一般知識等とあり、やみくもに試験に臨むのはよろしくありません。ある程度の戦略を立てて臨むのが賢明です。
 そこで重要になってくるのが時間配分です。
 では、一体どのような時間配分で臨めば良いのでしょうか?
 
時間配分の具体例

 やり方は人それぞれ色々あると思います。
 したがいまして、あくまでひとつの参考にしていただければと存じます。
 私の目安としては、ざっとこんな感じです。

【五肢択一式】
(1問あたり)
憲法・基礎法学 2分30秒以内
行政法 2分以内
民法 3~3分30秒以内
商法・会社法 2分以内
一般知識等 2分以内

【多岐選択式】
1つの設問に対して5分。つまり3問で15分

【一般知識の文章理解】
1つの設問に対して5分。多くて7分。つまり3問で15~20分ぐらい

【記述式】
3問に対して最低でも15~20分は確保。時間に余裕があれば多くて25~30分

 ざっくりこんな感じです。
 それぞれに解説も付け加えておきましょう。

五肢択一式

 憲法・基礎法学は、2分30秒以内で抑えたいところです。
 私が受験した時は2分ぐらいでおさめました。後に控える他の科目で余裕を持ちたいので。
 注意点としては、ハマらないことです。ハマりそうになったらとっとと切り上げて、次の問題に進んだ方が良いと思います。

 行政法は、行政書士試験で最も得点配分の高い科目です。
 つまり、ここでどれだけ得点できるかが合格を左右します。
 しかし、それと同時に素早く解かないといけない科目でもあります(中々難しい注文ですよね)。というのも、重要な科目だからといって、ここであまり時間をかけ過ぎてしまうと、後に控える記述式等がしっかり解けなくなってしまいます。
  したがいまして、できるだけ2分以内素早く且つしっかり解いてください。難しいですが、こればっかりは本番までにトレーニングを繰り返して、体で覚えて身に付けてください。

 民法は、ある程度は時間をかけざるを得ない科目です。
 ですので、3~3分30秒と若干多めの時間設定です。
 ただ、民法も憲法・基礎法学と同様、ハマらないようにお気をつけください。難問と判断したらすぐに割り切って切り上げ、次に進んだ方が良いです。

 商法・会社法 は、さくっと片付けたい科目です。
 問題数も5問と少ないので、重要度としては低いでしょう。
 したがいまして、2分程度で解いてしまいたい科目です。私は実際の試験で、商法・会社法は最悪捨て科目として後回しにし、余った時間で解きました。

 一般知識等の五肢択一は、単純に知識が問われるもので、基本的に考え込む類のものではありません。
 したがって、2分程度で解けてしまうと思います。
 ただし!一般知識等という科目には足切りがあり、6問以上の正解が必須です。あまり時間はかけられませんが、慎重に臨みたいところです。

多岐選択式

 多岐選択式は、解くのに少し時間がかかる科目です。
 しかし、しっかり解けば得点できるタイプのものなので、3問で15分とある程度時間をかけます。
 注意点として、マークシートの位置を間違えない事!

一般知識等の文章理解

 一般知識等の文章理解は、時間をかければ解けるタイプの問題です。
 ですので、3問で15~20分とある程度時間をかけます。
 繰り返しますが、一般知識等は足切り科目です。ここで2問は正解したいところ。

記述式

 記述式は、嫌でも時間のかかる科目です。
 3問に対して最低でも15~20分は確保。時間に余裕があれば、多くて25~30分。
 なんといっても記述式は、得点配分が3問で60点とデカイ!ここで最低20点以上は得点したいところです。


 以上、行政書士試験の時間配分について解説いたしました。
 試験時間は限られています。
 やみくもに挑んでも結果を出すのは難しい試験ですので、戦略を持って臨むことを推奨します。
 私の経験と分析が、行政書士試験受験生の方にとって、少しでもご参考になれば幸いです。

【行政書士試験とは】その内容と特徴/受験生を悩ます記述式/足切り科目の一般知識等とは?

▼この記事でわかること
行政書士試験とは
宅建試験と行政書士試験の違い
受験生を悩ます記述式問題
各科目と問題数の配分
行政書士試験のワナ「足切り科目」一般知識等とは?
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 かつて私は、独学で行政書士試験に臨み合格しました。
 元バンドマンでギタリストを志し法学部出身でもない私が、です。
 そもそも、なぜ私が行政書士試験にチャレンジするに至ったかと申しますと、それ以前に宅建試験に独学で一発合格していたからです。
 さて、冒頭から手前味噌の前置き、大変失礼しました。
 今回は、かつての私の経験が、その時考えたこと実行したことが、この記事をご覧になってくださった方にとって、何か少しでも役に立つことがあればと思い、記します。

行政書士試験とは

 そもそも、行政書士試験とは、一体どのような試験なのでしょうか。
 宅建試験は、四肢択一式全50問です。
 それに対し、行政書士試験は
五肢択一式+多岐選択式+記述式の計60問
です。
 この2つの試験を比べて、一番重要な違いとなるポイントはどこでしょう。
 それはやはり、行政書士試験における記述式問題の存在ではないでしょうか。
 宅建試験の場合は四肢択一式問題のみなので、ALLマークシートです。
 しかし、行政書士試験の場合は、マークシートの解答用紙の裏面に、記述式問題解答用のマスが印刷されています。
 実に気を重くさせるマスです(笑)。
 しかも、この記述式問題は計3問あり、3問合計すると、その得点配分は、なんと全得点の20%を占めてしまい、多くの受験者を悩ませる大きな原因のひとつとなっているのです。

宅建試験と行政書士試験の違い

 ところで、肝心の合格点(合格ライン)はどうなっているのでしょうか。
 ここまで、宅建試験との比較で見てきていますが、宅建試験と行政書士試験では、合格点(合格ライン)に大きな違いがあります。
 宅建試験の場合は、合格率で合格点が決まる相対評価の試験です。
 一方、行政書士試験は、あらかじめ決められた合格点で決まる絶対評価の試験です。
 この事実だけ見ると、行政書士試験の方がわかりやすくて良さそうな気がしますね。
 宅建試験の場合、例年の合格ラインギリギリの点数を取ってしまうと、合格発表までずっとやきもきしながら過ごすことになり、いわば生殺し状態で1ヶ月以上放置されてしまうことになります。だから自己採点はしない!と強気なのか弱気なのかよくわからない人もたまに見かけます。強気を装った弱気のような気がしますがどうでしょう(笑)。

 では、行政書士試験は絶対評価だから安心かというと、これがまたそうでもないのです。
 どういうことかといいますと、先述の全得点の20%を占める記述式問題が、大きく影響を及ぼすのです。

受験生を悩ます記述式問題
試験中悩む女子高生
 行政書士試験は、全60問300点満点という構成になっております。

[五肢択一式]
1問4点×44問
[多岐選択式]
1問8点×3問
[記述式]
1問20点×3問


 ちなみに、多岐選択式問題はいわゆる穴埋め問題で、1つの設問ごとに4つの穴を埋めていくという構成になっており、実質は1問2点×12問となっています。
 そして、合格点は180点です。
 つまり、6割の点数を取れば合格です。
 先述にもありますが、行政書士試験は絶対評価の試験なので、180点取れれば確実に受かります。宅建試験のように毎年度毎の合格率で合格点が上下することはありません。
 しかし、行政書士試験には厄介なカラクリがあります。
 それが、記述式問題の存在です。

 行政書士試験は絶対評価の試験ですが、実は記述式問題で合格率を調整しているのです。
 どういう事かといいますと、記述式問題以外の平均点数が高い年は、記述式問題の採点基準が厳しくなります。逆に、記述式問題以外の平均点数が低い年は、記述式問題の採点基準が緩めになります。
 なら記述式問題以外で180点取ればいいんじゃね?
 それは可能です。
 しかし、よく考えてみてください。
 記述式問題の得点割合は全体の20%を占めます。ということは、記述式問題以外で180点を取ろうとすると、240点中の180点なので、7.5割の点数を取らなくてはなりません。これは、司法書士試験と同等程度の難易度になります。
 少なくとも私は、本番形式での問題演習で、記述式問題以外だけで180点を超えたことは一度もありません。なので、うまいことできている試験だな、と思います(笑)。
 そして、もうひとつ、行政書士試験にはちょっとしたワナがございます。
 それは、いわゆる「足切り」です。

「足きり」とは
各科目と問題数の配分

 まず、行政書士試験における各科目と問題数の配分を見ていきます。

憲法・基礎法学 7問
行政法 19問
民法 9問
商法・会社法 5問
一般知識等 14問
多岐選択式(行政法・憲法) 3問
記述式(行政法1問・民法2問) 3問


 こう見ていきますと、まず行政法の問題数の多さが目につきます。
 しかし、私がここで注目するポイントは一般知識等です。
 そう、この一般知識等が足切り科目なのです。
 行政書士試験は300点満点中180点以上で合格の絶対評価の試験です。
 しかし、実はそれだけではなく基準点」というものが存在します。

(1)法令等科目の得点が122点以上
(2)一般知識等科目の得点が24点以上

 全体で180点以上得点という条件以外にも、上記2つの条件をクリアしなければ合格にはなりません。
 (1)の法令等科目とは、一般知識等以外の科目全部を指します。これについては、特に気にしなくても問題ございません。
 ここで問題なのは(2)です。

行政書士試験のワナ
こども悪魔
足切り科目の一般知識等とは?


 行政書士試験における一般知識等とは、一体どんな科目なのでしょうか。
 一般知識等という科目は、わかりやすく言うと大学のセンター試験における「現代社会」みたいなものです。
 つまり政治・経済」ですね。小学校で言うところの「社会」、中学校で言うところの「公民」といったところでしょうか。
 それにプラスしまして、文章理解情報通信個人情報保護法関係からの出題があります。

 文章理解とは、いわゆる国語の問題です。
 問題文を読んで空欄箇所の段落に当てはまる文章を選んだり、問題文を理解して選択肢の中から相応しい趣旨を述べているものを選んだり、といった感じです。得意不得意はあるかと思いますが、知識を問われる訳ではないので、何度か演習を重ねれば解けるようになると思います。
 情報通信とは、PC・インターネット関係です。 IPAのITパスポート試験に出てくるような問題が出題されます。
 個人情報保護法関係とは、そのものズバリ、個人情報保護法からの出題になります。

 なお、出題配分としましては、文章理解から3問出題される事以外は、その年ごとにまちまちです。
 また、一般知識等の問題数は合計14問になります。

足切りというワナ

 さて、ここからは、この一般知識等という科目のワナの部分「足切り」について見ていきます。
 まず、この一般知識等という科目には基準点という最低ラインが存在します。
 最低ラインは6問正解です。これを下回ってしまうと、たとえ一般知識等以外で180点以上得点しようとアウトになってしまいます。
 イヤ〜な感じですよね。
 しかも、一般知識等という科目は、勉強ポイントを絞り辛い科目です。
 政治・経済といっても幅広いですし、毎年必ずここから出る!といったものもない。唯一、比較的得点しやすい個人情報情報保護法関係も、せいぜい出題数は2問か3問といったところ。文章理解は毎年3問出題されますが、解くのに時間がかかります。
 どうでしょう。中々、厄介な科目ではないでしょうか。
 これから行政書士試験を受験される方にとっては、なんだか不安を煽るようなことばかり書いてしまい申し訳ございません。
 念のため付け加えて申し上げておきますと、私が実際に、模試を含め問題演習を繰り返した経験からすると、一般知識等で正答数が6問未満になったことはほとんどありません。
 ですので、落ち着いて取り組めばまず問題ないと思います。
 ちなみに、私の場合は、むしろ得意科目で得点源でした。
 なんやそれ?とツッコミが入るでしょうか(笑)。
 ただ、行政書士試験におけるこの一般知識等という科目のシステムが、受験生にとって余計なストレスとプレッシャーを与える存在であることは間違いありません。
 そのストレスとプレッシャーが、試験を受けるにあたり厄介になりうる、ということです。


 以上、行政書士試験の特徴についてになります。
 むしろ、これを読んで不安になってしまった方もいるかもしれません。
 しかし、合格するには、まずはどんな試験なのかを知ることは不可欠です。
 あとは、その不安な気持ちを勉強のエネルギーに昇華していくだけです。
 ここに記しました内容が、これから行政書士試験を受験される方への、学習の準備となれば幸いです。

2022年度(令和4年度)行政書士試験解答速報

2022年度(令和4年度)行政書士試験の解答速報です。※
※試験機関が提供しているものではないので、合格基準点・合否について保証するものではありません。あくまで自己採点の目安としてご覧くださいませ。
ご質問等も受けかねますので、あらかじめご了承ください。

【五肢択一式】

問1 3
問2 1
問3 5
問4 2
問5 4
問6 4
問7 3
問8 2
問9 4
問10 5
問11 1
問12 3
問13 1
問14 2
問15 2
問16 1
問17 4
問18 1
問19 3
問20 2
問21 3
問22 3
問23 5
問24 1
問25 5
問26 3
問27 1
問28 2
問29 4
問30 5
問31 5
問32 4
問33 2
問34 5
問35 1
問36 5
問37 3
問38 2
問39 4
問40 4

【多岐選択式】

問41 10
問41 7
問41 20
問41 5

問42 19
問42 11
問42 6
問42 3

問43 4
問43 15
問43 20
問43 11

【五肢択一式】

問47 5
問48 5
問49 4
問50 1
問51 3
問52 2
問53 2
問54 4
問55 1
問56 1
問57 5
問58 4
問59 1
問60 5

【記述式(問44~問46)】

問44
「B市を被告として、重大な損害が生ずるおそれがあるものと主張し、義務付けの訴えを提起する。」(44文字)

問45
「自ら無権代理行為をした訳ではないAが追認拒絶権を行使しても信義則に反しないため、認められる。」(46文字)

問46
「賃貸借契約に基づく使用収益権を被保全債権に所有権に基づく返還請求権を代位行使する。」(41文字)

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根本総合行政書士

Author:根本総合行政書士
東京都行政書士会所属
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保有資格:
行政書士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、個人情報保護士、情報セキュリティマネジメント、マイナンバー実務検定1級

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