行政書士試験勉強のテキスト選び

 前回、テキスト選びはとても重要だということを申し上げました。
 なぜそんなにテキスト選びは重要なのか?
 テキスト選びは勉強の根幹になります。計画とテキスト選びは勉強の地図になります。地図を間違えたら目的地にたどり着けませんよね?したがって、テキスト選びは重要なのです。使用テキストは、試験に合格するためのテキストでなくてはなりません。試験に合格するという目的を達成する、そのための手段となるテキストでなければなりません。
 じゃあどんなテキストを選べばいいの?
 これは正直、人によって異なります。ですので、あくまで私自身の話になります。客観的な記述も交えながら進めていきますが、あくまで私自身の話という前提はお忘れにならないでお読み頂きたく存じます。

具体的なテキストの選び方

 まず初学者か経験者※かで当然、選ぶテキストは異なります。まずは初学者の場合から見ていきます。
※ 経験者の定義ですが、行政書士試験初受験でも法学部出身等で民法や行政法を体系的に学んだ経験がおありの方は経験者と考えます。
 初学者の場合は、とにかくわかりやすく丁寧にかつ分量の多いものがいいと思います。この「分量の多い」というところがミソで、私が個人的に考えるひとつ大事なポイントです。

なぜ分量の多いものがいいのか?

 それは、説明・解説がしつこいぐらいわかりやすく丁寧に書かれていることが重要だからです。端的に上手くまとめられたものは初学者には向きません。コンパクトにまとめられたテキストの方が手っ取り早く勉強できそうで良さそうす。しかし、初学者がそういったテキストに手を出すと、何も頭に入らず、理解できずに終わるでしょう。 算数がわからないのに数学は理解できません。つまり、数学を理解するための算数の基礎がしっかり説明されているテキストがいいということです。
 私の考えでは、行政書士試験に関しては変に近道をしないようにした方がいいと思います。近道を選ぼうとすると逆に遠回りになりかねません。
「頭に入らない近道より頭に入る遠回りを選ぶ」
 これが私のテキスト選びの考え方です。つまり、急がば回れです。頭に入らないコンパクトなテキストより頭に入る分厚いテキストを選べ!これです。もちろん、すでに基本的な事が理解できている中級者以上の方は、むしろ端的にまとめられているコンパクトなテキストの方が良かったりするでしょう。しかし、初学者の方はじっくり学べるテキストをお選びになることをオススメします。

中級者の場合
 
中級者以上の方は、すでにある程度、試験科目、範囲の中での得意・不得意が見えていると思います。ですので、得意な部分は最低限の勉強をやりながら維持しつつ、不得意分野を中心に取り扱っているテキストを選ぶやり方があります。どういうことかといいますと、民法のテキストでも、債権の分野が苦手な方は債権だけでひとまとまりになっているテキストを選ぶとか、不得意分野に絞ったテキスト選びを行うのです。
 中級者以上であれば、短期集中的な勉強方法もありだと思います。ですがやはり、個人的には、よっぽど法学の素養がある人間以外は、行政書士試験の勉強については、ある程度じっくり行った方がいいかなと思います。したがって、今回のまとめとして、初学者の方と中級者の方に共通して私から申し上げることは

急がば回れ
自分のレベル、状況に合ったものを選べ

になります。テキストの内容の部分については次回以降、お話しいたします。
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根本総合行政書士

Author:根本総合行政書士
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行政書士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、個人情報保護士、情報セキュリティマネジメント、マイナンバー実務検定1級

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