行政書士試験とは②

 行政書士試験は、全60問300点満点という構成になっております。

五肢択一式
1問4点×44問
多岐選択式
1問8点×3問
記述式
1問20点×3問

 ちなみに、多岐選択式問題はいわゆる穴埋め問題で、1つの設問ごとに4つの穴を埋めていくという構成になっており、実質は1問2点×12問となっています。
 合格点は180点です。つまり、6割の点数を取れば合格です。前述にもありますが、行政書士試験は絶対評価の試験なので、180点取れれば確実に受かります。宅建試験のように毎年度毎の合格率で合格点が上下することはありません。しかし、行政書士試験には厄介なカラクリがあります。それは先に述べた記述式問題の存在です。

受験生を悩ます記述式

 行政書士試験は絶対評価の試験ですが、実は記述式問題で合格率を調整しているのです。どういう事かといいますと、記述式問題以外の平均点数が高い年は、記述式問題の採点基準が厳しくなります。逆に記述式問題以外の平均点数が低い年は、記述式問題の採点基準が緩めになります。
 なら記述式問題以外で180点取ればいいんじゃね?
 それは可能です。しかしよく考えてみて下さい。記述式問題の得点割合は全体の20%を占めます。ということは、記述式問題以外で180点を取ろうとすると、240点中の180点なので、7.5割の点数を取らなくてはなりません。これは司法書士試験と同等程度の難易度になります。少なくとも私は、本番形式での問題演習で、記述式問題以外だけで180点を超えたことは一度もありません。なので、うまいことできている試験だな、と思います(笑)。
 そしてもうひとつ、行政書士試験にはちょっとしたワナがございます。それはいわゆる「足切り」です。

足きりとは

 まず行政書士試験における各科目と問題数の配分を見ていきます。

憲法・基礎法学 7問
行政法 19問
民法 9問
商法・会社法 5問
一般知識等 14問
多岐選択式(行政法・憲法) 3問
記述式(行政法1問・民法2以上) 3問

 こう見ていきますと、まず行政法の問題数の多さが目につきます。しかし、私がここで注目するポイントは一般知識等です。そう、この一般知識等が足切り科目なのです。
 行政書士試験は300点満点中180点以上で合格の絶対評価の試験です。しかし、実はそれだけではなく基準点というものが存在します。

(1)法令等科目の得点が122点以上
(2)一般知識等科目の得点が24以上

 全体で180点以上得点という条件以外にも、上記2つの条件をクリアしなければ合格にはなりません。
 (1)の法令等科目とは、一般知識等以外の科目全部を指します。これについては特に気にしなくても問題ございません。問題なのは(2)です。というわけで次回、その問題の(2)について、ご説明して参りたいと思います。
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根本総合行政書士

Author:根本総合行政書士
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行政書士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、個人情報保護士、情報セキュリティマネジメント、マイナンバー実務検定1級

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